HIGASHIMUTA’S PIECE
「東無田のピース」プロジェクト始まります。

もっと皆さんとつながっていきたい。
東無田のことを知ってほしい。東無田を身近に感じてほしい。気軽に遊びに来てほしい。
そんな「想い」と、出会いへの「感謝」を込めて作ったサークル絆の手づくり品。
東無田とたくさんの人がつながる未来図の、重要なピース(一片)になればという 想いを込めて「東無田のピース」はじめます。
ポーチなどの品物の中に入っているメッセージカードは、東無田の全景をイラストにしたマップの一片です。ぜひ、6つに分かれたピース(一片)を全部集めてください。

 


 

サークル絆とは
2016年7月、「うつむいていてはいけない、前を向いて歩かないとみんな病気になってしまう」と、2名のリーダーの声かけで立ち上がった東無田集落の女性たちの有志グループが「サークル絆」です。
まず「何か楽しいことをしよう」と始めたことは、週に1度顔を合わせて、健康体操や踊りで身体を動かすことと、手芸のポーチ作りでした。ポーチの生地は、倒壊した家屋のタンスにあった着物や帯などを持ち寄って作られました。
悪戦苦闘しながらも、ミシンや針仕事に集中できる時間は嫌なことを忘れられると、みんな一生懸命でした。そして、他地域からの支援物資の提供に、「いつまでも被災者として受け取ってばかりではいけない」と、お返しに手づくりのポーチを贈ったことがきっかけとなり、大手企業の復興イベントでの販売へとつながりました。
3年が経過した現在、ポーチの他に帽子やバッグづくりも始まり、当集落を団体で訪れるスタディツアーやイベントでのお土産品として販売しています。小規模でも収入を得られる喜びが、復興に向けた生きがいにもつながっています。

 

私たちが作っています。

写真提供:益城町地域支え合いセンター

サークル絆メンバー(50音)
大賀貞子 緒方睦子 木村葉子 佐藤和子 田崎シズエ
田崎誠子 永田正子 中村智子 中村裕子 原口晶子
福永道子 堀川愛子 宮崎いく子 宮崎孝子 森永映子

 

この「東無田のピース」プロジェクトは、平成30年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成および、HOPE & LOVEの支援を受け、(一社)RQ災害教育センターが熊本県のプランナー、デザイナーとともに作成しました。